みなさんこんぬづわー!
今日は、歌津崎周辺などの町内沿岸部に何ヶ所かある魚つき保安林(うおつきほあんりん)をピックアップします(^∀^)ノ
早速いってみましょう!(*> ᴗ •*)ゞ
そもそも魚つき保安林とは…?
水産庁のホームページによりますと、
森林法において、水源のかん養、土砂災害の防備など、特定の公共目的の達成のために指定される森林を「保安林」といいます。
17種類の保安林の種別の中には、「魚つき保安林」という日本独自の保安林区分が設けられています。全保安林に占める割合は少ないですが、平成17年3月現在、全国で5.4万haが指定されています。
水産庁ホームページ
とのことです。
南三陸町内の魚つき保安林を訪ねました
南三陸町にも何箇所か「魚つき保安林」があるようです
森林は魚たちの生育や繁殖を助けます。保安林100周年記念
海に住む魚たちにとって、海辺にある森林は、とても大切です。
木陰は、直射日光を遮断し、水温が変化するのを防いでくれます。また、大雨が降っても、たくさんの土砂が水と一緒に流れて海が濁ることもなく、魚たちは安心して住むことが出来ます。
このような森林の働きを発揮させるために指定しているのが、
「魚つき保安林」です。
平成9年度 宮城県
地図を拝見するに、岬の周囲は風致保安林、北側の沿岸が魚つき保安林のようです
神割崎キャンプ場周辺も魚つき保安林に指定されています。
魚つき保安林
この保安林は、志津川湾の魚類のせい息と繁殖に役立っています。
森林は、水中にほどよい日影をつくることや、木についた虫、地中に蓄えた養分などを魚のえさとして提供すること、さらに海水をきれいに保つなど、魚類にとってすみよい環境を与えています。
この保安林は、これらの昨日を高めるため、特に指定された保安林です。保安林内においては、次の行為は知事の許可を受けなければなりません。
一、立木竹の伐採及び立木の損傷
二、土石の採取及び樹根の採掘
三、その他土地の形質を変更する行為
森林は国の宝です。保護育成に努め、後世に引き継いで行きましょう。
たきび・たばこの吸殻や、ごみの投げ捨てに注意し、樹木を大切に育てましょう。
平成4年度設置 宮城県
看板設置は神割崎のほうが早いみたい
関連ウェブサイト
森林総合研究所の解説シリーズや森林・林業白書などで詳しい解説をご覧いただけるかと思います